週1回の英語教室と絵本の読み聞かせ(幼稚園、小学生時代)

 二人の子供たちの幼稚園から小学校時代の英語の学習は、週一回の英語教室のみです。この教室はネイティブの先生が教えてくれる教室です。

 この教室を選んだ理由は、フォニックスを幼稚園から小学校低学年にかけてしっかり教えてくれるからです。そして、読み書きを中心に教えてくれるからです。いわゆる「英語で遊ぼ」といったことが中心の教室は選択しませんでした。それらは、私との海外旅行や夏季にサマースクールに参加することで代用できると考えたからです。

 この選択をした時期は、上の子が幼稚園に入園する時、つまり3歳の時期です。正直言えば、楽しそうな「英語で遊ぼう」教室のほうが子供には楽しそうだなとは思いました。読み書きの宿題をやらせているときも最初は大変そうでした。

 私は「日本語の読み書きは小学校で教わるからで十分」という考えでしたので、幼稚園の頃までは、日本語の読み書きを系統立てて子供たちに教えたことはありませんでした。時々、子供たちがお友達にお手紙を書くときに聞かれたら、その文字の書き方を教える程度でした。そのため、子供たちが読み書きを系統立てて学んだのは英語が先になりました。

 そのように、読み書きに関して、母語よりも第二外国語を先に学んだことから、子供たちの言語の習得で面白い現象が起きました。子供たちが幼稚園で、色や数字文房具などを言うときにその部分の名詞だけ急に、超Nativeな英語発音になるのです。幼稚園の先生もとてもびっくりしていました。私も日本語に修正してあげればよかったのですが、学術的好奇心からそのままにして、どうなるのか観察していました。そうすると、おおむね年中さんくらいには、それらの単語は全て日本語に置き換わっていました。いまも、それらの名詞をそのようなNative的発音で言えますが、恥ずかしがって、あえて日本語風に発音しています。まあ、そうなりますよね。ここは日本だし日本人だから、それでいいと思う。でも、このことは、私にとって子供の言語習得の柔軟性を観察出来た貴重な経験になりました。

 勉強ではなく遊びの一環として、日本語と英語での絵本の読み聞かせは良くしていました。その時に子供たちがハマって、何度もせがまれて読まされたのはMaisyシリーズですね。絶対的に。日本のAmazonで買いました。ソフトカバーは500円くらいからと数百円で買えて安くておすすめです。ページ数もほどほどで少なくて、親の読み聞かせの負担も少なくて◎です。

 うちの子供達にせがまれて、ボロボロになるまでに読まされたのは、この3冊ですね。買って損は無いです。めちゃくちゃおすすめです。

1位Maisy's Bedtime (Maisy Books (Paperback))

2位Maisy Goes Shopping

3位Maisy Drives the Bus

 Maisyシリーズの良いところは、発展性があることです。絵本でMaisyのことを好きになると、今度は、Youtubeで無料でたくさんの英語のMaisyの動画があるので、そこで楽しく視聴しながら英語を身に着けることができるのです。Maisyで検索すると沢山動画が出て来ます。

 「ママーyoutubeでMaisyつけてー」っと子供たちによく言われていました。最近はその声が聞けなくなってとっても寂しいです。Maisyは小学校2年生くらいまではハマっていましたね。

 この記事を書いていて、当時のことを思い出して、ああ、大切な母子の思い出の一ページをMaisyちゃんに与えてもらったんだなと改めて思いました。Maisyちゃんありがとう。

 また、少し高いのですが、ハードカバーでもボロボロになるまで読まされたMaisyの本があります、それが、Maisy Big, Maisy Smallです。これも日本のAmazonで買えます。確か1000円台だったと思います。これは、英語の対義語を学べる絵本で、英語の形容詞表現を学べました。big&smallや laud&quietなど、絵で表現されている言葉を抑揚をつけながら読んであげると子供たちも喜びますし、その形容詞的表現をいつの間にか覚えていきます。